外来診療のご案内
診療ガイド
上田腎臓クリニックは「総合医療」をめざしています!
上田腎臓クリニックは、「腎臓内科」「泌尿器科」という専門性をもちつつ「高血圧」「糖尿病」も含めた一般内科と一般外科について診療を行うことができる「総合診療科」として、皆さまの「かかりつけ医」となるよう務めています。
専門外来としては、婦人科専門医、腎臓内科専門医、整形外科専門医、消化器専門医の先生方に外来診療をしていただき、専門治療に力を注いでいただいています。
上田腎臓クリニックは、各専門医の先生方にお手伝い頂きながら、地域の『総合医療』を目指しています。
初めて受診される方へ
保険証・福祉医療受給者証・おくすり手帳・紹介状(お持ちの方)等ご持参いただき、受付へ提出して下さい。
以下の症状がある方は、まずお電話下さい。
・発熱・咳・痰・咽頭痛・頭痛・鼻水・風邪症状・呼吸困難・味覚障害・倦怠感
℡0268-27-2737
腎臓内科
学校健診、職場健診で「尿にタンパクが混じっていますね」「潜血が混じっていますね」「腎臓の機能が少し落ちていますね」と言う言葉を耳にされたことはありませんか?
いずれのも自覚症状がないため放置しがちですが、それはとても危険なことなのです。
例えば、おしっこの検査はとても簡単な腎臓の健康バロメーターです。検尿異常のある患者さんの場合、適切な治療を受けなければ、次第に腎機能が低下し、腎不全や透析療法が必要な状態まで腎臓の障害が進んでしまう可能性があります。当院では腎臓の病気を確定診断するため3泊4日で腎生検を行っています。
また、腎臓専門医だけでなく腎臓病食の専門的な知識を得ている栄養師や、腎臓病治療の経験豊富な看護師が常勤しており、患者さんの全身管理をチームで行っています。
慢性腎臓病は若い患者さんも多いので、通院がしやすい土曜日の診察や平日の夕方の診察を行っております。また、体調を崩しやすい高齢者の方向けには腎臓病対応に慣れたスタッフのいる介護施設やリハビリ施設も併設しております。
腎臓が悪いと言われた方は、自覚症状がなくても放置せず、一緒に腎臓病と向き合って行きましょう。
腎生検
尿タンパクや尿潜血が出ている患者さんや原因不明の腎障害を起こしている患者さんに病名をはっきりさせるため3泊4日の入院で腎生検を行っております。病室で超音波下で行っております。
泌尿器科
排尿トラブル・尿路の結石・癌・感染症・腎不全といった疾患を診療します。
尿潜血や尿蛋白は癌・感染症・結石等でも陽性となるので、こういった疾患も鑑別します。内科の先生が聴診器を使うように、泌尿器科では超音波をやることが多いです。
血尿
癌や結石といった疾患を念頭に検査をすすめます。尿潜血陽性のみでは異常がないことが多いのですが、超音波や尿の細胞の検査にて鑑別をすすめます。
さらにCTや膀胱鏡を行うこともあります。
頻尿
頻尿の原因はいろいろあります。一度の外来では終わらず、受診していただきながら検査をすすめその原因を探っていきます。頻尿の原因が癌ということもありますので、まずはそのチェックをします。
生活習慣を把握し、飲み薬の力も借りながら上手く治療していきましょう。
前立腺肥大症
内服治療や手術(接触式レーザー前立腺蒸散術CVP4泊5日入院)を行っています。CVPは2016年に保険認可された最新のレーザーです。利点は従来の電気メスを使う手術に比べ、出血が少なく術中・術後の合併症が少ないことです。(手術説明
CVPの項目をご参照ください)
飲み薬でも排尿症状の改善が乏しい方、尿の勢いが悪い・時間がかかるような方に手術をおすすめします。
過活動膀胱に対しては内服治療に加え、ボトックスの膀胱内注射(1泊2日入院)もおこなっています。
前立腺癌(PSAが高いといわれたら・・)
前立腺癌の罹患者数は増えており、2020-2024年には男性癌のうち第一位になる可能性が指摘されています。現在では珍しい癌ではありません。
癌の疑いのある方には画像検査の上、前立腺針生検(経会陰2泊3日入院)を行っています。
腰椎麻酔下で行うので、痛みはほとんどありません。治療はホルモン療法や、必要に応じて放射線やロボットでの手術をご紹介します。当院では根治治療として重粒子線や小線源治療を選ばれる方が多いような印象です。
性感染症
性交渉を機に感染をきたす疾患です。普通の細菌が感染することもありますが、淋菌・クラミジアは薬が効きづらく検査をおすすめします。
喉の感染が心配といわれる方も多いのですが、尿と喉(のど)の検査は保険診療上、同時にできませんので一部自費(約3000円)でお願いしています。
皮膚病変が主体の場合、皮膚科をご案内することもあります。
男性更年期
男性にも更年期症状があります。不安・不眠・抑うつ・倦怠感・ほてり等といった症状がでます。質問票・男性ホルモンの値を測定し、必要に応じて治療を相談していきます。
婦人科
女性特有のガンは男性と比べますと比較的若いうちに発症するといわれ、若い頃からの健診は非常に重要です。当院では女性婦人科専門医による経腟エコー、CT、MRIなどで病気の早期発見、早期治療を心がけています。
整形外科
土曜日の午前、また予約制で月曜日、木曜日に診察しております。
股関節専門や脊椎専門の医師まで、それぞれの分野で専門の医師が診療にあたる事により適切に高度な診療に応えられるように努めております。
消化器科
木曜日・土曜日に予約制で消化器内視鏡医が胃カメラ・大腸カメラを行っております。
内科・外科
高血圧・高脂血症・糖尿病といった生活習慣病も管理栄養士も含めて総合的に治療にあたります。
また、緊急であればCTや血液検査も当日に対応します。入院施設もありますので、状況に応じて速やかに入院治療を行い、リハビリが必要であったら、そのまま当院併設の介護施設でリハビリも行えるのが当院の特徴です
高血圧・糖尿病
「最近血圧が高くって」「血糖が高いと言われたよ」。年齢を重ねるにつれ、こういった話増えてきますよね。でも、ほったらかしは絶対にダメ。血圧が高いと腎臓はもちろん、心臓、脳にダメージを加えて腎不全、心筋梗塞、脳出血を引き起こす原因になります。適切な血圧管理が歳をとっても健康にすごせる第一歩です。同様に血糖が高いという事、つまり糖尿病は放っておくと腎不全や網膜症を起こし、透析療法が必要になったり糖尿病性網膜症から失明につながったりします。
高血圧や糖尿病はいずれも生活習慣が大事。当院では専門治療を行う医師を含め、看護師、そして具体的な食事療法をしてくれる栄養士が常におり、医療的な面からのみならず食事療法を含めたトータルケアで生活習慣病の治療を行っています。
「最近血圧が高くって」「血糖が高いと言われたよ」お気軽にまずはお話から、生活療法から始めてみましょう。